アルゴリズムはボール同士の衝突2と同じであるが、速度を上げるとボールが接触した時の斥力評価が正しく行われ無い。
ボールが接触してから離れる迄に起こる事は、それ迄に起こる事と比べて複雑であるので、
計算資源を費やすものであると考えるしか無いのかも知れ無い。不格好である気がして本来避けて来た考えではあるが。
あと接触の瞬間とフレームの瞬間が合うのか判ら無いので 接触の瞬間を事前に計算して、
接触の瞬間から接触が完了するまでに発生する斥力も事前に計算して接触前後の動きは、その計算に従うと言う事にしても善いけど、
事象が、それまでのフレームに依る事象からは浮いてしまうという感がある。
しかし、コンピュータシミュレーションで、そういった表現以外の方法があるだろうか?
次のフレームで接触を過ぎてしまうと判っているときには次のフレームでは吸着状況に移行するという考え方もあるかも知れ無いが、
その次のフレームで斥力を計算するより前に通り過ぎてしまう可能性を否定出来る訳では無い。
ボール同士の衝突のシミュレーションでプログラムがシンプルであると、ボールが通過してしまうと言う状況は悔しいけれど現実である。
ボールに重要性を持たせるのであれば、ボールが衝突してから離れる迄という重要である歴史の一つには相応に計算資源を費やすという事が、
シミュレーション作成に於いて不自然も無く妥当であるのかも知れ無い。
そういう風に考えると、ボールの衝突だけで無くシミュレーションに於いて各事象は個別に詳しくプログラムするしか無いのかも知れ無い。
分析が済んで無く、より統一的である方法が判って無い今の状況に於いては。
或いはセンターに近付き過ぎた時には計算をキャンセルする事を考えても通過してしまう事に成ってしまうので意味が無い。
或いは計算出来無く成る程の速度を存在として認め無いと言う考え方も出来るかも知れ無い。
宇宙に於いて物質が物質を通過する程に速く成って行くもの等、とても小さいものを除いて発生しづらいのでは無いだろうか?
全部の物質速度が規定内に収まると判っているのであれば物質同士の領域の共通部分の有無の存在を最初に全部の物質に関して調べる操作を最初に行えば、
プログラムは逆にシンプルに実現出来るかも知れ無い。
すごいスピードで小さい虫は飛ぶ事が出来るけれど、そのスピードに依って人に突進して人の体内に入り込む事は難しい。
人は虫が入り込む前に表面で押し返す。只これは人が獲得した防御機構に依るものでは無いだろうか?
物質同士が次に接触すると言う状況では宇宙が状況をフェアにする為の審判として働いて次のフレームで物質が接触した状況を実現する。
でも接触以降は物質(或いは物質が獲得した防御機構)同士が、それぞれの存在かけて相手を排除する為に働く。審判である宇宙は立ち入ら無いと言う考え。
物質を物質としてで無く生命の様であるものと考える。
それで、ここで言う宇宙と言うのは生命(物質)同士が接触して無い時の各生命(各物質)の共通認識の様であるものとも考えられる。